庄内砂丘メロン

庄内砂丘メロンは、水分をたっぷりと含んだ瑞々しく緻密な果肉が特徴。糖度が高く、一口食べれば口の中が深い甘みと香りで満たされる、まさに天然のスイーツ。真夏に旬を迎える庄内メロンは、全国に出荷を待ちわびる数多くのファンがいます。

庄内砂丘でメロン作りが盛んなのは、おいしく育つための条件が整っているから。ひとつは気温差。東北に位置しながら、真夏の日中には南国のような強い日差しが照りつけ記録的な暑さになる一方で、夜は半袖では寒いくらいに気温が下がる。この１日の寒暖差が大きいことが、メロンの表面のネットのはりを促し、甘みを強くしていきます。また、砂丘であることもメロンにとっては重要なポイント。収穫期近くは、メロンが水分を吸収して糖度が下がってしまうため、水切りをして甘さを凝縮させます。そのため、水はけが良い砂地は、与える水分の調整がしやすく、美味しいメロンに育ちやすいのです。